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八ケ岳の石仏・石神100基を紹介 茅野の有志の会が本発行
2014/05/28 11:18
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 茅野市などの住民有志でつくる「くらフォーラムin八ケ岳」が、八ケ岳に祭られている石仏や石神などをまとめた本を発行した。6月1日に開かれる八ケ岳開山祭が今年で60回を迎えることや、県が「信州山の日」を制定したのに合わせて企画。山梨県北杜市の石神仏(せきしんぶつ)研究家、北村宏さん(77)が20年近くかけて訪ね歩き、記録した約100基を紹介している。

 本は「八ケ岳、もう一つの魅力―祈りの峰への道と石神仏」と題し、八ケ岳の山岳信仰をめぐる歴史や遺物を取り上げている。北村さんが手作りで発行しているガイド冊子を再編集。主峰の赤岳(2899メートル)や阿弥陀岳(2805メートル)など諏訪地方に近い八ケ岳連峰の西南側を中心にまとめた。

 北村さんは都内の電機メーカーを退職後、60歳で本格的に登山を始めた。八ケ岳の山歩きを通じ山岳信仰に興味を持ったが、ガイド本がほとんどなく、自ら調べることに。「3日に1回登っていた時期もある」といい、八ケ岳全体で計210基の石仏や石神、石碑、石のほこらを確認しているという。

 多くは江戸時代のもので、標高1700メートル以上に集中。北村さんは「自分の村を守ってほしいという祈りを込め、村単位で祭ったのだろう」と推し量り、「私の記録を基に、研究が進むといい」と期待した。

 A5判114ページ。600部作り、地元自治体などに寄贈する。希望者には千円で販売もする。問い合わせはくらフォーラム事務局の朝倉さん(電話0266・78・2442)へ。

写真説明:八ケ岳に祭られた石仏や石神を紹介した本を手にする北村さん



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