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山岳救助、長野・岐阜連携強化へ 両県警が初の合同訓練
2014/05/28 11:07
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 長野、岐阜両県警は27日、初めての合同山岳救助訓練を、3日間の日程で岐阜県高山市の奥飛騨温泉郷で始めた。ともに北アルプスを管轄し、協力して救助活動を進めているが、遭難事故が後を絶たないことからより連携を強めようと企画。この春の大型連休にも両県境の北ア・奥穂高岳で事故が相次いだばかりで、双方が使用する救助装備の使い方やヘリコプターの特徴などの知識共有を図る。

 訓練には、長野県警山岳遭難救助隊や航空隊員、岐阜県警山岳警備隊の合わせて約50人が参加した。

 初日はまず座学を行い、山岳救助部門で警察庁指定の広域技能指導官を務める長野県警山岳遭難救助隊の宮崎茂男隊長(52)が遭難の現場での体験を基に話した。ヘリでつり上げる遭難者に装着する救助用のハーネス(安全ベルト)について、両県警が使用しているハーネスの特徴や扱い方などを知ることで「信頼関係が深まれば救助も迅速になる」と助言した。

 その後、ヘリポートに移り、長野県警ヘリ「やまびこ2号」の機能を確認し、上空から捜索訓練もした。大型連休中の奥穂高岳山頂付近の遭難事故では、岐阜県側に滑落した男性を長野県警ヘリが救助しており、岐阜県警山岳警備隊の谷口光洋小隊長(57)は「両県警とも救助の技術は変わらないので、使用する装備やヘリの違いを確認しながら現場で生かしたい」と話していた。

 28、29日は西穂高岳の稜線(りょうせん)でザイルや岐阜県警ヘリを使用した雪上訓練を行う予定。両県警は来年度以降、長野県側でも合同の訓練を実施する方針だ。

写真説明:長野県警ヘリ「やまびこ2号」(右)の装備の説明などがあった長野、岐阜両県警の合同山岳訓練=岐阜県高山市



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