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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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安全登山の基礎学ぶ 駒ケ根で座学と実習の連続講座始まる
2014/05/26 11:03
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 机上学習と登山実習を組み合わせた連続講座「登山教室・基礎から学ぶシリーズ」が25日、駒ケ根市の駒ケ根ビジターセンターで始まった。NPO法人南信州山岳ガイド協会(駒ケ根市)主催。この日は14人が参加し、座学を中心に、登山で起こる可能性がある危険への対処法などに理解を深めた。10月にかけて計6回の必修講座を予定。安全に楽しく登ることができる自立した登山者の養成を目指す。

 同協会所属で県公認の「信州登山案内人」松尾雅子さん(41)=下伊那郡松川町=が講師を務め、「体重の1%の脱水で心拍数が5〜10拍上昇し、心臓発作の危険性が増す」などと生理学に基づいて説明。「身体が震える状態は既に軽度の低体温症」とし、体をぬらしたままにせず、水分やエネルギー源となる食物の補給などが大切と指摘した。

 参加者は「一緒に登っている人の飲み水を自分が持ったまま別行動してしまった」「コンタクトレンズをなくした」などと、山での苦い経験を出し合い、安全登山の在り方を考えた。松川町の会社員安藤幸子さん(56)は「山には常に危険があることを意識して、あらかじめ対策をしないといけない」と話していた。

 座学で得た知識を生かし、6月に駒ケ根市の池山(1773メートル)、松川町の小八郎岳(1470メートル)に登る予定。集大成として受講者が登山計画を立て、10月には下伊那郡大鹿村から三伏峠小屋泊まりで南アルプス烏帽子岳(2726メートル)を目指す。

写真説明:登山中に起きる可能性がある危険と対策を学んだ第1回講座



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