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西駒山荘
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GW「冬山の意識で」 県警が春山情報を発表
2014/04/11 11:28
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 県警地域課は10日、春の大型連休(4月26日〜5月6日)を前に、県内山岳の積雪量などをまとめた春山情報を発表した。昨年の大型連休中の遭難件数は、統計がある1954(昭和29)年以来2番目に多い27件に上ったことなどから、県警や山岳関係者は今年も登山者が増える連休を前に注意を呼び掛けている。

 地域課によると、10日の積雪は、北アルプスの西穂山荘が例年よりやや多い3・2メートル、八方池山荘は例年並みの1メートル。中央アルプスのホテル千畳敷は例年並みの4メートル、八ケ岳の黒百合ヒュッテは例年よりやや多い1・2メートル。

 山岳気象予報が専門の気象予報士猪熊隆之さん=茅野市=は、ここ2、3年の大型連休中は前半に県内上空を発達した低気圧が通過し、山岳地域で吹雪となるケースが多かったと指摘。降雪直後に登山者が沢筋に入り、雪崩に巻き込まれる事故が目立つとし、「この時期に天候が荒れるのは珍しくなく、冬山という意識を持ってほしい」と話す。

 地域課によると、大型連休中の遭難件数は昨年、前年比2倍近くに増加。遭難者数も34人に上り、ここ5年で最も多かった。死者数も昨年は9人で前年より2人多く、原因別では、滑落が5人、雪崩が2人などだった。同課は「今年も標高の高い山では積雪が多く、冬山の装備で山に入ってほしい」としている。



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