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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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涸沢
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「入山者ルール」で意見交換 中アの山小屋関係者ら
2014/03/27 12:09
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 山の自然環境保全や遭難防止に取り組むNPO法人「山のECHO(エコー)」(東京)は26日、中央アルプス山域での「入山者ルール」を検討するための意見交換会を駒ケ根市で開いた。山小屋関係者ら14人が参加。標高約2600メートルの千畳敷までロープウエーで上がれることの利点と課題をめぐり、「入山の心得の教育的な機会が必要ではないか」との意見も出た。

 中アでは昨年夏、韓国人4人が死亡する遭難があった。一行が泊まった山小屋「木曽殿山荘」経営の沢木公司さん(66)は、この遭難後、外国人登山者の安全のために現地ガイドや通訳の同伴を宿泊条件にしたと報告。ニホンジカによる高山植物の食害に早めの対策を求める声もあった。

 入山者ルールでは、地図持参や入山届の徹底などを呼び掛けたいとの意見の一方、観光振興との兼ね合いを心配する声も。山岳ジャーナリスト菊地俊朗さん(79)=松本市=は「組織的なリーダーシップをつくり上げていくことが全体のために役立つのではないか」と話した。

 山のECHOは山域ごとの入山者ルール作りを目指し、これまで北アルプス南部、御岳山、八ケ岳など全国10山域について意見交換会を開いた。上幸雄(うえこうお)代表理事(68)は「ルールは規制ではなく、楽しく安全に登って山の自然に出合うためのもの」と説明。「意見交換会が行政、民間などが一緒に議論するきっかけになればいい」としている。

写真説明:中央アルプスの現状と課題を話し合った意見交換会



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