信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

松本 穂苅さんしのぶ
松本 穂苅さんしのぶ

「山の手帖2018」
「山の手帖2018」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

浅間山噴火「系統樹」
浅間山噴火「系統樹」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

登山道別難易度マップ作成 県検討会が報告書提出
2014/03/26 11:08

 県の山岳遭難防止対策検討会の節田重節(せつだじゅうせつ)座長(日本山岳会副会長)は25日、県条例などで登山を禁止する「入山規制」の導入は見送り、情報提供の充実や登山口での直接指導の強化などを提言する報告書を加藤さゆり副知事に提出した。2014年度は、4月に新設する山岳高原観光課を中心に各地の遭難防止対策協会員らと検討チームを設け、登山道別の難易度を示すマップ作りを始める。

 節田座長は遭難件数が13年まで4年連続で過去最多を更新したことを踏まえ「委員会では入山を規制してはという声も聞かれたが、登山は自由で文化的な活動。規制は似つかわしくないとの結論になった」と説明。遭難防止は啓発や学習の機会を増やすことで進めるのが「王道」とした。

 報告書は、2月12日に検討会がまとめた最終案に沿った。登山道ごとの難易度を示した地図や危険箇所を示す「遭難リスクマップ」を作り、インターネットや登山口で周知して力量に応じた登山を支援するべきだとした。

 提言には既に来年度の県予算に関連経費が盛られている項目もあり、北アルプスの夏山常駐パトロール隊の設置期間延長や、北アルプス・横尾など主要登山口で登山者に直接注意を呼びかける取り組みの強化が実現する。大学などが開設している県内12カ所の夏山診療所への薬品や医療機器補助も拡充する。


北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun