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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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上高地、子どもの身近に 松本市内学校向け無料ガイド計画
2014/02/01 12:21
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 上高地ネイチャーガイド協議会(松本市)は来年度、松本市の公立小中学校に通う子どもを対象に、認定ガイドが無料で北アルプス上高地を案内する取り組みを計画している。北アが国立公園に指定されて80年の節目の今年、地元の豊かな自然に触れ、ガイドら山岳に携わる仕事への理解を深める機会にしてもらう。ガイド側も子どもたちと接する中で、上高地を生かした環境教育のあり方を模索する。

 協議会は、地元のガイド団体や宿泊施設、行政などで構成。2011年に認定制度を設け、現在、約50人の認定ガイドがいる。県内の小中高生や、上高地に宿泊した小中高生は、1人当たり千円(2時間未満)〜2千円(4時間以上)の料金で案内している。

 ただ、協議会によると、松本市民の中には「上高地は近いのでいつでも行ける」「上高地までの交通費が高い」などとして訪れたことがない人も少なくないという。そこで「せめて地元の子どもたちを無料で案内しよう」と、環境省の助成金を活用し、市にも協力を要請する形で検討を重ねてきた。

 計画案では、市内の公立小中学校が来年度、遠足や授業などの一環で訪れた場合に無料で案内する。ガイド1人が子ども10人を担当する。大正池〜河童橋(約3・5キロ)の半日コース(約2時間)と、河童橋から明神を往復(約7キロ)する1日コース(約5時間)を用意する。

 協議会の事務局を務め、米国の環境教育の資格を取得している石塚聡実さん(49)=松本市=は「自然体験は人間形成の上で欠かせず、身近な自然で何かを感じ取ってもらいたい」と話している。理科など学校教育で役立つ内容の案内も検討していくという。

写真説明:子どもたちに上高地の自然を案内する上高地ネイチャーガイド協議会の認定ガイド(中央奥)


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