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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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登山者3割「経験2年未満」 県山岳総合センター実態調査
2013/10/08 10:40
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 県山岳総合センター(大町市)が今年7〜9月に県内の北、中央、南アルプスなどで初めて登山者の実態調査を行い、入山した人の3割は登山歴が2年未満だったことが7日、分かった。登頂を目指すより、景色や自然を楽しみたいという人が多く、登山の目的が多様化していることも判明。一方で登山情報の入手先はインターネットが最多で、装備が不十分なことも浮き彫りになり、県は8日に初会合を開く県山岳遭難防止対策検討会に調査結果を報告し、安全登山に役立てる方針だ。

 調査は各山域で登山者にアンケート用紙に記入してもらうなどの方法で実施し、計466人が回答した。

 登山歴は1年未満が12・9%、1年以上〜2年未満が16・7%。2年以上〜5年未満を合わせると全体の53・0%を占めた=グラフ。年齢は多い順に60代23・2%、30代20・0%、40代19・5%で、50代15・5%、20代13・5%だった。

 登山の目的(複数回答)は「自然を楽しむ」を挙げた人が最も多く347人。「きれいな景色を見る」(283人)、「頂上に登る」(265人)、「心や体の健康のため」(199人)が続いた。同センターの杉田浩康所長(60)は「ここ数年の登山ブームで、のんびり自然を楽しみながら登りたいという人が増えている」とみる。

 一方、高山で必須の雨具を持っていなかった人が12人、ヘッドランプを持っていなかった人が94人いた。登山情報の入手先(複数回答)は、インターネットが224人と最も多く、ほかは雑誌(200人)、口コミ(160人)、登山用具店(116人)などだった。

 県が有識者らを集めて開く同検討会は、県内の遭難件数と遭難者が昨年まで3年連続で過去最多を更新したため、従来の遭難防止対策を検証し、抜本的な対策を県に提言する目的。



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