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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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あんぜん登山の最前線 安曇野署が「山岳救助班」
2013/10/03 10:28
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 山岳遭難に対応しようと、安曇野署は本年度、独自に「山岳救助班」を立ち上げ、訓練を重ねている。同署は管内に北アルプスの常念岳(2857メートル)や蝶ケ岳(2677メートル)など登山者に人気の高い山を抱える。今年1月からの遭難件数は19件で、昨年1年間分(18件)を上回る。より多くの署員が遭難に対応できるようにする目的だ。

 救助班は課をまたいで班長以下11人で構成。うち県警山岳遭難救助隊員に任命されている2人の署員が中心となり、登山の基礎や救助技術を教えている。署内の組織として位置付けられており、遭難の規模や状況に応じて班員が優先的に出動する。

 4月から月1回合同訓練を重ねている。ロープの結び方や歩行訓練などの基礎、人や重い荷物を背負う訓練や懸垂下降などの練習をしてきた。訓練の成果が救助の現場で役立った例も出ているという。

 急な岩場がある生坂村の京ケ倉(990メートル)で9月下旬に訓練。「(手足の)3点を確保しながら」「石を落とさないように」などと安全登山の基本を確認しながら登った。山頂付近では、救助隊員の班員が補助しながらザイルを使って懸垂下降の練習に臨んだ。

 班員には刑事課の署員もいる。労災事故など遭難に限らず山中でのあらゆる事案に対応する力を高めることや、救助隊員の後継者を育てることも狙う。中心となって班を立ち上げた地域課の柄沢良一さん(53)は「これからもキノコ狩りのシーズンで山に入る人が多くなる。班員の技術を高め、気を引き締めて対応したい」と話している。

写真説明:生坂村の京ケ倉で、県警山岳遭難救助隊に加わる班員(右)から指導を受け、懸垂下降する班員


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