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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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駒ケ岳遭難100年、遺族ら法要 箕輪で藤原さん講演も
2013/08/26 09:55
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 中箕輪尋常高等小学校(現上伊那郡箕輪町箕輪中学校)の生徒や教員ら11人が亡くなった1913(大正2)年8月の中央アルプス駒ケ岳(2956メートル)遭難で、箕輪町の遺族らでつくる「偲岳(しがく)会」は25日、町内の明音寺で法要を営んだ。100年前に計37人が登山に出発した26日を前に、会員や町関係者ら約80人が犠牲者の冥福を祈った。

 参列者には、100年を機に遭難の概要や同会の歩みをまとめた記念誌「偲(しのぶ)」が配られた。会長の唐沢義雄・同町教育長はあいさつで「記念誌を読むと、100年の重みがひしひしと伝わってくる。遭難の教訓は今も変わらず生きている」と話した。

 記念事業実行委員長の東城興一(おきかず)さん(80)は、取材に「100年の節目だが、今後も遭難のことを伝えていければいい」と語った。

 この日は、同遭難を題材にして小説「聖職の碑(いしぶみ)」を書いた諏訪市出身の作家新田次郎の次男で、お茶の水女子大名誉教授の藤原正彦さんが同会などに招かれ、町内で「父、新田次郎と私」と題して講演した。

 藤原さんは、中央気象台(現気象庁)に入って気象観測のため富士山頂で越冬を続けた新田が、日本の3千メートル級の冬の山はヒマラヤの8千メートル級と同じくらいの厳しさがあると言っていた―と説明し、この経験が「山岳小説の基本になっていた」と話した。

写真説明:法要で手を合わせる参列者たち



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