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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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あんぜん登山の最前線 遭難防止へ北ア「山際」作戦
2013/07/11 09:50
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 県山岳遭難防止対策協会(県遭対協)と北ア南部地区山岳遭難防止対策協会は13日から、松本市安曇の北アルプス上高地や、上高地への入り口になる同市安曇の沢渡地区などで安全登山を呼び掛ける活動を始める。槍ケ岳と穂高連峰への入山前に登山者に最新の登山道や遭難事故の情報を知らせ、水際作戦ならぬ「山際」で事故を防ぐ狙いだ。夏山シーズンの8月末まで続け、効果が上がればほかの山域に広げる。

 活動は、上高地に入る前にマナーを学ぶ全国初の施設として環境省がことし開所した「沢渡ナショナルパークゲート」、同省の上高地インフォメーションセンター、上高地・横尾の3カ所で展開する。

 昨年の槍・穂高連峰での遭難発生地点を地図に記した「遭難地図」や最新の遭難事故の情報、山小屋から寄せられる登山道の様子を随時更新し、「かわら版」に掲載する。3カ所のうち、登山計画書を入れるポストがなかった同ゲートには新設し、計画書の提出を促す。

 槍・穂高連峰への最終的な登山拠点となる横尾を「最後のとりで」と位置付け、新たに「安全登山案内所」を設けて週末に相談員を配置する。

 昨年、県内山岳を訪れた登山者は約70万人に上り、そのうち約20万人は槍・穂高連峰を目指した。県遭対協は「これまでの遭難防止対策は必ずしも十分ではなかった。多くの登山者が通る場所で効果的に安全登山を啓発するモデル的な取り組みにしたい」とする。効果を見極めた上で秋山シーズンにも延長する考えという。

写真説明:安全を呼び掛ける拠点の一つとなる沢渡ナショナルパークゲート



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