信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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北ア裏銀座の登山道整備に汗 大町・ブナ立尾根
2013/06/08 10:19
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 北アルプス裏銀座縦走路の玄関口、大町市のブナ立(たて)尾根で、夏山シーズンに向けた登山道の手入れが始まった。槍・穂高連峰などの有名コースにはない静けさを味わえる一方、豪雪と崩れやすい土質もあって道直しが欠かせない。山小屋だけでは足りない人手を補おうと、7日、ボランティアらが作業に加わった。

 ブナ立尾根は高瀬ダムから標高差1200メートル余を一気に稜線(りょうせん)に突き上げる北ア屈指の急坂だが、ブナなどの大木が林立する美しい道でもある。ここから稜線を北に不動岳、南は真砂岳付近までの登山道整備を代々、烏帽子(えぼし)小屋、野口五郎小屋の上條家が担ってきた。

 稜線上はまだ2、3メートルの積雪があるといい、尾根の道直しはダム湖畔からの人力が頼り。この日は10人が木や鉄製のくいなどの補修資材を1人十数キロから30キロ近く担ぎ上げ、露岩で滑りやすい場所にロープを張ったり、崩れた場所に石を埋めてステップにしたりと、登山者が安全に上り下りできるよう作業した。

 裏銀座ファンの若手4人も参加。野口五郎小屋の上條盛親(もりちか)さん(68)は「年を取って道直しは年々きつくなる。若手の手伝いは心強い」。ボランティアで初参加した北安曇郡松川村の会社員高原博史さん(33)は「肩に荷が食い込み、登山道整備の大変さが分かった。これからも少しでも手伝いたい」と話していた。

写真説明:滑りやすい岩場にロープを渡すため、木のくいを打ち込む山小屋関係者ら=7日



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