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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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西穂山荘に環境配慮トイレ 通年利用可、維持管理費課題に
2013/03/13 10:28
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 県や山小屋経営者でつくる北アルプス南部地域協議会は12日、松本市内で会議を開き、来年度、環境省の山小屋トイレ整備補助事業を活用して、西穂高岳(2909メートル)近くにある通年営業の西穂山荘(岐阜県高山市)にバイオ式と便槽交換式の環境配慮型トイレを設置することを了承した。今後同省に認められれば、北ア南部では初の通年利用の環境配慮型トイレとなる。

 ヘリコプターで便槽を搬出する便槽交換式トイレを同山荘の外に、ふん尿をおがくずなどと一緒に機械でかき混ぜて分解するバイオ式トイレを山荘内に整備する。整備費用は約4300万円で、半額が国の補助となる見通し。工事期間は6月上旬から10月下旬。

 同山荘は、近くまでロープウエーが運行されており、年間の山荘利用客は約3万人。通年利用のため、もともと燃料代やヘリコプター料金の負担が近隣の他の小屋より大きい。設置予定のバイオ式トイレは、微生物の活動を促すため一定の温度を保つ必要があり、燃料代がさらにかさむ。

 同山荘の村上文俊社長(松本市)は「維持管理費がどれほど掛かるか分からないが、登山者の協力を求めながらやっていきたい」と話した。

 北ア南部地域では昨年から山域単位では全国初となる山小屋トイレ有料化を実施し、1回100円の利用料を求めている。会議では、同地域の山小屋でつくる北ア山小屋友交会が、有料化周知のポスターを作り、各小屋に掲示すると報告。同会の山口孝会長によると、有料化で各小屋のトイレ利用料収入は、任意のチップ制だった前シーズンに比べ2、3割増えた。山口会長は「トイレの有料化に抵抗を感じる登山者は少なかった」と話した。

写真説明:環境配慮型のトイレが整備される西穂山荘



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