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上高地、冬のマナー違反60件以上 適切な利用呼び掛け
2012/12/26 09:52
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 近年スノーシュー(西洋かんじき)のツアー客らが増加している冬の北アルプス・上高地(松本市安曇)について、環境省は25日、自然環境に影響を与える利用の仕方がされていないか調べた昨冬(2011年度)の調査結果を公表した。ことし1〜2月の4日間の調査で、ごみの放置など60件以上を確認。同省は、悪質な事例が減って少しずつマナーの改善が見られるとしながらも、さらに適切な利用を呼び掛けていくという。

 同省松本自然環境事務所(松本市)によると、調査は、スノーシュー利用者らの多い土、日曜日に県道上高地公園線の釜トンネルから小梨平の間で実施した。同事務所職員が目で見て問題事例を確認。調査日は100〜300人が入山していた。

 最も多かったのは「遊歩道以外への踏み込み」で、確認できただけで16件、踏み跡が多く正確に数えられなかった分を含めると数十件に上る。大正池近くの田代湿原への踏み込みが10件あった。冬季用トイレ以外の「し尿跡」も16件あった。旅館やホテルの「敷地内への侵入」は9件。軒下でガスバーナーを使って食事を作っていた事例もあり、火事になる恐れがあったという。「ごみの放置」は8件だった。

 同省はスノーシューのツアー客らの増加を受け、2010年度にキャンプする場所を小梨平に限定するなどの「上高地地域冬季利用管理方針」を作った。数カ所ある冬季用トイレ利用などを呼び掛けている。同省松本自然環境事務所は「問題事例の他に、雪崩の発生跡を通過しても危険を認識していない入山者が多かった」と注意を促している。

 管理方針策定以前に実施した調査で、し尿跡などの問題事例は、08年度は11日間で301件、09年度は5日間で113件だった。

写真説明:冬の上高地・河童橋。入山者のマナー意識向上が課題になっている=2010年12月


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