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涸沢
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上高地・徳本峠ルートの維持考える 現地でフォーラム
2012/10/31 10:30
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 北アルプス・上高地(松本市安曇)への古くからの入山ルート、徳本(とくごう)峠の登山道維持管理の在り方などを考えるフォーラム「古道徳本峠道(みち)を語る」が30日、徳本峠小屋で始まった。登山道や山小屋の歴史、維持管理の方法をテーマに専門家が話した。

 徳本峠を通る登山道は整備の担い手確保が課題となっている。フォーラムは、整備への協力を目的に7月に発足した有志の会「古道徳本峠道を守る人々」が初めて企画。県内外から登山愛好者や行政関係者ら約30人が参加した。

 信大工学部の梅干野成央(ほやのしげお)助教(建築史)は、最近発見した1855(安政2)年の古絵図に「今の徳本峠とほとんど同じルートが描かれている」と紹介。道沿いの岩魚留(いわなどめ)小屋は「(日本アルプスを世界に紹介した英国人)ウォルター・ウェストンが休泊した建物で唯一残っているものと考えられ、貴重」と話した。

 環境省上高地自然保護官事務所の村上靖典自然保護官は、峠は県道上高地公園線が災害でふさがれた際、上高地からの脱出ルートになると指摘。「災害で破損した場合の復旧は環境省や県が、日常の維持管理は小屋や『守る人々』などが担い、みんなで守るモデルとすべきだ」とした。

 「守る人々」世話人の奥原仁作・自然公園財団上高地支部所長は「こうした会から運動が発展し、徳本峠だけでなく周辺登山道の維持管理にも広がってほしい」とした。参加者の多くは31日、登山道を整備する。

写真説明:徳本峠小屋で開き、約30人が集まったフォーラム



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