信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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「三百名山」夫婦で登頂 安曇野の丸山さん
2012/09/13 10:16
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 日本山岳会が定めた「日本三百名山」登頂に夫婦で挑んできた安曇野市豊科高家(たきべ)の丸山邦男さん(70)とヨネ子さん(66)夫婦が12日、富山県の鍬崎山(くわさきやま)(2089メートル)に登り、全山登頂を達成した。二人でこつこつと登山を続けて約30年。山頂で冷たい空気を吸い、万感の思いに浸った。

 経験者のおいやめいの影響で始めた登山。30年近く前、上田市などにまたがる四阿(あずまや)山(さん)で出会った登山者に「日本百名山」を教えてもらった。既に15山ほど登っていることに気付き、目標にして2001年8月、福島県の飯豊山(いいでさん)(2105メートル)で達成。その後、三百名山に挑戦してきた。

 この日は、鍬崎山へのツアー登山で、ガイドやツアー参加者の計8人と出発。ブナ林などを抜ける片道5・6キロの登山道を黙々と4時間ほどかけて登った。山頂では同行者たちがクラッカーを鳴らし、「おめでとう」と祝福した。夫婦は「達成感があるね。これまで二人で体調を気遣い合ってよくやったなあ」と互いをたたえた。

 達成までには、雪山や沢登りも経験、避難小屋で泊まったこともある。ただ、安全には細心の注意を払い、遠路はるばる麓まで行った山でも当日朝、悪天候なら登らずに引き返した。ヨネ子さんは邦男さんが会社勤めをしていた時は、1人で地元の里山で訓練を積み、登山に備えた。

 夫婦の日常会話も山のことが多く、鍬崎山に向かう道中では、「焼山(やけやま)(新潟県、2400メートル)では登山口までの林道が崩れていて往復1時間半歩いたなあ」「毛勝山(けかちやま)(富山県、2414メートル)は初め天気が良かったが、上に行ったらひょうが降ってきて…」と、これまでの道のりを振り返った。

 三百名山達成後、ガイドらに「次は日本の名峰500かい?」と聞かれた夫婦。のんびり登山を楽しむ二人は「こつこつと山に行ければいい」と互いに笑い合った。

写真説明:鍬崎山の山頂で握手して喜ぶ丸山邦男さん(右)とヨネ子さん夫婦



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