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涸沢
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上高地、熊対応マニュアル 目撃相次ぎ環境省作成
2012/08/18 09:57
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 上高地周辺(松本市安曇)でツキノワグマの目撃例が相次いでいるのを受け、環境省松本自然環境事務所(松本市)は今季、出没場所や回数などに応じたレベル別の対応マニュアルを作り、運用を始めた。観光客の多くは熊が生息していると知らず、熊を見つけると珍しがってカメラを向ける人もいるという。観光客らに正確な情報を提供し、被害を防ぎたいとしている。

 上高地周辺の中で観光客らが多く訪れる大正池から小梨平までを「利用集中地区」と設定。マニュアルは出没レベルを5段階に分け、レベル別に対処方法などを定めた=表。

 利用集中地区外で出没したレベル1は、必要に応じて監視員が巡視などする。レベル5は同地区内のキャンプ場など施設敷地内に熊が現れた場合で、周辺への立ち入りを禁止したりする。同事務所はレベル2以上で、地区内の宿泊施設など約40カ所に目撃情報をファクスで提供。各施設で掲示してもらい、観光、宿泊客らに知らせるようにしているという。

 同事務所によると、上高地開山期間の4月下旬から11月中旬にかけて熊の目撃件数は、2010年以降、40件台。ことしは今月上旬までで60件余に上っており、利用集中地区内の田代湿原で体長1メートルぐらいの子熊1頭が連続出没したレベル4の事例があった。

 同事務所担当者は「熊とある程度の距離を保っていれば、襲ってくることはほとんどない。心構えをしっかりして、落ち着いて対応するよう呼び掛けていきたい」と話している。

写真説明:観光客らが訪れる上高地インフォメーションセンター内に掲示された熊の目撃情報=8月上旬



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