木曽町観光協会と王滝村の王滝観光総合事務所は1日、御岳山(3067メートル)の合同開山式を同町三岳の「御岳ロープウェイ」で行った。両町村などの観光、行政関係者ら約130人が参加し、夏山シーズンの開幕を祝った。
雨天のため、御岳ロープウェイのセンターハウス内で式典を開いた。神事の後、両団体の代表者らがテープカット。御岳山は雲に隠れていたが、大桑村の大桑アルプホルンクラブが演奏を披露し、夏山の雰囲気を演出した。
ロープウエーを運行するアスモグループ(木曽町)によると、9合目より上はまだ40〜50センチの積雪がある。同観光協会の本南忠宜(もとみなみただよし)会長(75)は「夏でも涼しい御岳山に、多くの観光客に来てもらいたい」と話していた。
写真説明:アルプホルンの演奏もあった御岳山の合同開山式