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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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県警航空隊、救助者累計1500人に
2012/07/01 10:42

 県警地域課航空隊による救助者数が30日、1500人に達した。1980(昭和55)年8月に発足した同隊が、県警ヘリコプター初代やまびこの運航を開始した81年5月からの累計で、山岳遭難のほかに災害救助も含まれる。30日は2件の山岳遭難で2人を救助。近年は中高年の登山ブームの影響で救助者数も増加しており、同課は遭難しないよう注意を呼び掛けている。

 1500人目の救助になった遭難は、八ケ岳連峰赤岳(2899メートル)の頂上直下で発生。同日午前6時40分ごろ、単独登山中の水戸市の男性医師(75)が岩を踏み外して転倒。午前9時ごろに県警ヘリで救助し、茅野市内の病院に搬送した。左足下腿(かたい)部の裂傷とみられる。

 また、午前10時25分ごろには北アルプス焼岳北側の登山道(標高約2200メートル)で、名古屋市の自営業女性(71)が下山中浮き石に手を掛け転倒。県警ヘリで救助され松本市内の病院に搬送された。背中の打撲などの軽傷だった。

 同課によると、救助者数の内訳は、山岳遭難が1324人と大半を占める。土砂災害などでの災害救助が125人、急病に対応する救急搬送が46人、水難救助が5人だった。

 81年から2000年までの年間の救助者数は、おおむね50人以下で推移。高高度でのホバリングなどが可能な高性能の2代目やまびこが2002年に配備されてからは年間70~90人に増えた。さらに、中高年を中心とした登山ブームの影響もあり、08年に初めて年間救助者数が100人を突破。昨年は統計開始以来最多の118人を救助した。

 航空隊の山本勝義操縦士(43)は「今後も遭難には安全かつ迅速に対応したい。登山者には無理をせず、早め早めの行動を心掛けてほしい」と話している。


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