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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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中アのシカ食害、実態把握へ センサーカメラ設置方針
2012/06/29 10:36

 中央アルプスの高山帯にニホンジカが進出しているか確かめるため、南信森林管理署(伊那市)は28日、駒ケ岳(2956メートル)直下にセンサーカメラを仕掛ける方針を明らかにした。シカの生態を調べている吉田保晴・上伊那郡飯島町飯島小教諭も千畳敷(約2600メートル)周辺で設置を計画。稜線(りょうせん)付近ではシカが植物を食べたとみられる痕も見つかっており、実態把握を急ぐ。

 南アでは高山植物や農作物への食害が深刻化。シカは天竜川を渡って西側の中アへと生息域を拡大しており、山麓で目撃情報が増えている。稜線付近でも昨年夏、上伊那教育会が駒飼(こまがい)ノ池(約2700メートル)付近の登山道脇で、ミヤマアシボソスゲなどが広範囲で根元近くからなくなっているのを確認した。

 同管理署は、28日に伊那市で開いた「高山植物等保護対策協議会南信地区協議会」の総会でカメラの設置方針を報告。同池と将棊頭(しょうぎがしら)山(2730メートル)を結ぶ登山道沿いと、伊那前岳周辺の林道の標高1600~1900メートル付近の複数箇所に仕掛ける。田中徹署長は「被害が大きくなる前に早めに実態を把握し、具体的な対策につなげたい」としている。吉田教諭は、現在は通れない千畳敷―伊那前岳間の登山道に設置する方向で県と協議している。



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