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八ケ岳「坪庭」シカ防護柵設置へ 高山植物の食害深刻化
2012/06/19 09:41
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 八ケ岳連峰の北横岳(2480メートル)と縞枯山(しまがれやま)(2403メートル)の間に広がる溶岩台地「坪庭」の一部で、ニホンジカによる高山植物の食害が深刻化しているため、諏訪・佐久地方と山梨県の9市町村などでつくる南北八ケ岳保護管理運営協議会(会長・柳平千代一茅野市長)が、防護柵を設置することになった。18日、茅野市役所で開いた総会で決めた。

 新たに柵を設置するのは、坪庭の入り口に当たる「北八ケ岳ロープウェイ」の山頂駅(2237メートル)周辺。ロープウエーを運営する北八ケ岳リゾート(茅野市)によると、被害は駅周辺の草原に集中し、6月下旬から8月にかけて咲くキンロバイやクロユリがここ2、3年の間にほぼ食い荒らされてしまったという。

 同協議会は、この草原を囲むように全長約350メートルの防護柵を設置する計画。資材費は約90万円で、林野庁の補助金を充てる。27日に茅野市や南信森林管理署の職員らが設置作業をする予定だ。

 八ケ岳連峰ではこれまで、横岳(2829メートル)から硫黄岳(2760メートル)の稜線(りょうせん)近くで見られるコマクサや、天狗岳(2646メートル)中腹の黒百合平に自生するクロユリなどもニホンジカの食害に遭い、同協議会が防護柵を設置した。協議会は2009年度以降、7カ所で計約2100メートルの防護柵を設けている。

写真説明:防護柵を設置する北八ケ岳ロープウェイ山頂駅周辺の草原



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