信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
西駒山荘 荷下げ

西駒山荘
西駒山荘


霧ケ峰
霧ケ峰

涸沢
涸沢

山小屋トイレ原則有料 環境省がガイドライン素案
2012/02/17 18:45
YAMA2012021700006001.jpg

 環境省は16日、山岳環境の保全に向け、国立公園内の山小屋トイレは原則有料にすることを盛り込んだガイドラインの素案を明らかにした。トイレの維持管理費を登山者自身も負担する原則を示すのは初めて。従来、多くの山小屋では任意で登山者から費用を徴収してきたが、同省の有料化方針は山小屋が担ってきた維持管理費を軽減させる可能性がある。

 山小屋トイレの整備の在り方などについて議論する同省の検討会が都内で開いた2回目の会合で示した。

 素案によると、山域を「散策・風景探勝」「登山利用」などに4区分。登山利用は、登山道のある場所を想定し、北アルプスなど多くの山域が当てはまる見通し。山小屋が多いこの区分では、必要箇所に国がバイオ式など環境型トイレを整備し、維持管理費について登山者にも一部の費用負担を求めるという。

 検討会は来年度中にガイドラインを策定。その後、全国各地の国立公園に示し、負担額や徴収方法は山域ごとに設けられている協議会で議論する方向という。この日の検討会では、委員から「費用負担の在り方について、各山域の合意形成がうまくいくようにすることが大切」との意見が出た。

 同省の事業で環境型トイレを来年度整備する予定の北アルプスの山小屋関係者は、有料化方針に「費用負担が求めやすくなる」と評価。「徴収方法や負担すべき額などについても踏み込んだ議論をしてほしい」と求めている。

 山小屋トイレをめぐっては、同省の山小屋トイレ整備補助事業が2010年の行政事業レビュー(省庁版事業仕分け)でいったん廃止となり、新たな枠組みで「復活」。政府の行政刷新会議が「受益者負担の在り方が議論されていない」と指摘、来年度当初予算案で11年度当初比4割減の1億500万円とされた。



北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun