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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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柱や梁を再利用 改築控える南ア「北沢駒仙小屋」
2011/11/22 09:54
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 南アルプス北部を開拓した竹沢長衛(ちょうえい)(1889〜1958年、現伊那市長谷出身)が長野・山梨県境の北沢峠(標高2032メートル)に建て、「長衛小屋」として長く登山者に親しまれた山梨県南アルプス市の「北沢駒仙小屋」の改築で、同市は、旧小屋の柱や梁(はり)などを来年度に建てる新しい小屋でも使う方針を決めた。

 同市の小屋建設検討委員会は10月、部材の再利用を盛った提言書を市に提出。市観光商工課によると、小屋を管理する同市のNPO法人芦安(あしやす)ファンクラブや伊那市の山岳関係者からも同様の声が寄せられており、「小屋の歴史を伝えるため、飾りの柱や梁として使うことにした」という。

 長衛を顕彰するため毎年夏に小屋付近で開き、ことし53回目を迎えた「長衛祭」の発起人の一人、唐木勉さん(85)=伊那市西春近=は「山に親しんでもらおうという長衛さんの思いが受け継がれればうれしい」と話している。

 検討委の提言書は、女性グループや中高年の登山者が増えていることから、対応したサービス拡充を要請。従来なかった小屋内の洗面、シャワー設備などを提案した。同課は「可能な内容を設計に取り込んでいきたい」としている。

 旧小屋は1930(昭和5)年築。登山の拠点、登山者の交流の場となってきた。耐震調査で危険性が高いと指摘され、南アルプス市が改築を決め、今秋、解体された。



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