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西駒山荘
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上高地、多難なシーズンに幕 入り込み減…来季に期待
2011/11/16 10:22
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 北アルプス・上高地(松本市安曇)の閉山式が15日、河童橋のたもとで開かれ、観光関係者や観光客ら約300人が出席した。今シーズンは、福島第1原発事故や現地に通じる国道と県道の土石流災害、夏場の天候不順が重なり、昨シーズンと比べ入り込み数が約1割減の見込み。初雪が舞う中、関係者は来シーズンに期待を込めた。

 松本市山岳観光課によると、今季の上高地の入り込みは、10月末現在で前年同期比8・9%減の125万2500人。最終的な年間入山者数も減る見通しで、過去最低だった2009年の130万7300人を割り込む可能性もあるという。

 6月の土石流災害の影響が大きく、道路の復旧後もしばらく客足が戻らなかった。最盛期の夏場の天候に恵まれなかったのも響いた。東日本大震災や原発事故の影響で韓国、中国からのツアー客が激減し、欧米の観光客も夏場まで見られなかったという。

 この日の上高地は、あられ交じりの雪が舞い冬の装い。厚着をした観光客らは寒さをこらえ、厳かな雰囲気の神事を見守り、河童橋の上で振る舞われたお神酒を味わった。

 これで上高地の宿泊施設は全て閉鎖、県道上高地公園線は来年4月20日まで閉鎖される。田川和夫・上高地観光旅館組合長は「ことしは大変な年だった。自然の怖さを味わった」と振り返り「来季は大勢の方が来て、自然の素晴らしさを味わってもらえるよう期待したい」とあいさつした。



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