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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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今年も東大涸沢診療所開設 脱水症状に注意呼びかけ
2011/08/02 10:30
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 東大医学部山岳部「鉄門山岳部」が北アルプス・涸沢に毎夏開いている診療所に、今年もけがや体調不良を訴える登山者が受診に訪れている。ねんざ、打撲、急性胃腸炎など症状はさまざまだが、中でも脱水症状は意識障害など深刻な状態になる可能性もあり、医師が注意を呼びかけている。

 脱水症状と診断された登山者は何人もおり、38度台の熱を訴える人も。治療としてナトリウム入りの水を点滴、スポーツドリンクを与えた。

 脱水症状は、水分を多く取っているのに出るケースもある。診療所の医師は「水分だけ取っていても、汗と一緒に塩分が流れ出て、手足がつったり、けいれんしたりする原因になる。だるくなり、気分も悪くなり、ひどくなると意識がもうろうとする」と解説。特に中高年は、粉末状のスポーツドリンクを持参して小まめに摂取するといいという。

 診療所は涸沢ヒュッテに間借りして、今シーズンは7月16日に開設。連休中の17日は1日で10人訪れるなど受診者は絶えない。毎年100種以上の薬剤を持ち込み、期限が切れると更新せざるを得ないため赤字続きだが、学生の1人は「ここにいることで登山者が安心してもらえるので、続けたい」と話す。

 今年は涸沢音楽祭がある20日ごろまで、学生や卒業生の医師が交代で常駐する。



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