信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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冬山研修、増える参加者 県センターと県山協が指導
2011/01/25 10:16
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 県山岳総合センター(大町市)と県山岳協会が年に1回開く、県内の社会人山岳会の指導者らを対象にした冬山研修会への参加者が増えている。今年は大町市内のスキー場跡地などで開き、参加者は55人と、研修会開始当初の2倍以上に。近年、山岳会会員が減少し、自分たちで訓練する機会が少なくなったことが主な要因だ。

 研修会は1996年に開始。県内で相次ぐ雪崩事故に対応、雪に埋もれた際に位置を知らせるビーコン(電波送受信機)の普及などが狙いで、各山岳会のリーダー級らに、最新の技術を身に付けてもらう場として開いている。

 第1回だけは約70人が集まったが、翌年から2000年までの参加者は20人前後で推移。以後、増加基調に転じ、昨年は45人が参加した。山岳総合センターは、山岳会の会員減に加え、ビーコンの扱い方を学ぼうとする人が増えたことも参加者増の要因とみている。

 今年は22、23日。国立登山研修所(富山県)の東秀訓(ひがしひでのり)さん(50)が講師を務めた。初日の同センター内での講義で東さんは「数年で対策技術は更新されるので常に新しい技術を学ぶようにしてほしい」と訴えた。その後、市内のスキー場跡地などで雪の中に埋めたビーコンを探し出す訓練などをした。

 駒ケ根市から参加した杉山剛正さん(48)は「自分が所属する会の少ないメンバーで訓練するよりも効果的。しっかりと自分の会に技術を伝えたい」。大町山の会に所属する山内一成さん(35)は「人数が少ないため、ほかの山岳会の人と一緒に登ることもあるので、同じ技術を学ぶ場は大切」と話していた。



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