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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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個体、巣、ふん…、ライチョウ観察会 県山協自然保護委
2010/10/10 14:44
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 県山岳協会自然保護委員会は9日から1泊2日の日程で、北アルプス乗鞍岳(3026メートル)で国特別天然記念物ニホンライチョウの観察会を開いている。協会員ら約20人が参加。初日は雨だったが、白と茶のまだらになった秋羽のライチョウが見られた。

 信大教育学部の中村浩志教授(鳥類生態学)の案内で、山頂下の「肩の小屋」から標高2800メートル付近へ。無精卵とみられる卵が入ったハイマツの下の巣や、岩場に落ちたふん、食料となる高山植物を観察した。

 長野市城山小学校6年の河原嵩史君(12)は家族で登山中に何度かライチョウを見かけて興味を持った。「ふんは丸いと思っていたけれど細長かった。雄と雌の区別がつくようになった」と満足そう。

 肩の小屋では中村教授の講義も。教授はライチョウが絶滅したとされる中央アルプス駒ケ岳などの例を挙げ「日本で生息できる場所は本当に限られた山岳にしか残されていない。日本のライチョウがいかに貴重か、多くの人に理解してもらいたい」と訴えた。

 同委員長の杉田浩康さん(57)=安曇野市三郷=は「登山道から外れたり植物を採ったりすると、デリケートな高山の生態系に影響を与える。自然を理解した上で登ってほしい」と話していた。


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