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霧ケ峰
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涸沢
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若手農家が登山道を整備 安曇野側の大滝山
2010/07/27 10:16
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 安曇野市内の若手農業経営者らでつくる「安曇野農業経営者の会」は、同市と松本市境にある大滝山(2616メートル)の登山道を整備している。地元の三郷地区にとっては「地区から北アルプスに入山できる唯一のルート」。地域住民にその存在をもっと知ってもらおうとの思いで作業をしている。

 大滝山の安曇野市側登山道は、江戸時代に北アルプス・槍ケ岳(3180メートル)に初登頂したとされる修行僧播隆上人が槍ケ岳に向かうために通った道。しかし、地元登山者が減り、道はササに覆われるなど「廃道のようになっていた」(同会)。同会は会員に三郷地区のリンゴ農家が多いことや、会長の東本博之さん(40)=三郷小倉=が登山好きなこともあり、声を掛け合って昨年夏から整備を始めた。

 21、22日には作業を兼ねて11人が登山。登山口から山頂まで10時間余かけ、倒木やササを取り除きながら進んだ。道案内の看板を新たに8カ所に設置、看板を取り付ける丸太を交代で担ぎ上げた。特に登山道と稜(りょう)線(せん)の合流点まで運んだ丸太は約2・5メートル、約30キロもあり、苦労した。

 登山道の途中にはニッコウキスゲの花畑があり、山頂からは槍ケ岳や穂高連峰が望める。同会は今後も整備を続け、地元の住民らを募っての登山ツアーも検討している。

 東本さんは「整備を通じて、会員同士の結束が強まる効果もあった。農業だけでなく、地元を盛り上げるために貢献していきたい」と話していた。



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