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浅間山の案内人を養成へ 高峰高原拠点のNPO
2010/06/10 11:01
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 長野・群馬県境の高峰高原を拠点に活動するNPO法人「浅間山麓(さんろく)国際自然学校」は今夏から、活火山である浅間山(2568メートル)の成り立ちなどを案内するインタープリターを本格的に養成する。浅間山などを訪れる人々に火山の魅力や安全な登山を周知する狙い。養成用の教本「浅間火山ハンドブック」を完成させ、この概要をパンフレットにして一般にも配る予定だ。

 同学校には約100人がインタープリターとして登録、植物や昆虫などに関する研修を受けて同高原や浅間山などを案内している。これまで火山について本格的な研修はなかったが、2004年に中規模噴火が発生した際、住民の一部や観光客に知識が少なく、火山に対して必要以上の恐怖感などを抱いた。これをきっかけに、火山の正しい知識を広めることにした。

 火山についての研修は登録したインタープリター向けで、7月から9月にかけて座学と現地実習を行う。同学校職員の清水まゆみさん(45)は「火山がなければこの風景や自然もない。火山をよく知り、安全に火山と付き合ってほしい」と話す。

 教本のハンドブックはB6判98ページのオールカラーで、200部製作。火山を研究している荒牧重雄・東大名誉教授と上野龍之・国士舘大講師が執筆した。外輪山の黒斑山や登山道沿いにある断層ができた経緯、噴火の際にできた石などを解説している。

 一般向けパンフレットはA3判の二つ折りで、噴火警戒レベルに応じた入山可能範囲などを説明。現在、日本語と英語版の計2万部を作っている。

 インタープリターによる案内は9月下旬に始める計画。橋詰元良事務局長(47)は「地質学的な関心を持ってもらい、安全な火山利用につなげていきたい」と話している。

 問い合わせは同学校(電話0267・23・3124)へ。



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