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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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南ア兎岳にシカ防護柵設置へ 飯田市、高山植物保護で
2010/03/04 10:41
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 県下伊那地方事務所などでつくる「飯伊野生鳥獣被害対策チーム」は3日、飯田市内で会議を開き、本年度の飯田下伊那地方の取り組み状況を報告、2010年度の活動計画を示した=写真。10年度は、ニホンジカの食害が問題となっている南アルプス南部の兎(うさぎ)岳(2818メートル、飯田市・静岡市境)に、飯田市が新たに防護柵を設けるとした。

 同市南信濃自治振興センターによると、兎岳には20種類以上の貴重な高山植物が自生。08年ごろからシカの侵入が目立つようになり、今後の被害悪化が懸念されているという。市の計画では、南西部の「兎平」約2500平方メートルに8月、高さ2メートルの防護柵を延長約200メートルにわたって設ける。

 対策チームによると、南アには推定3万頭余のシカが生息。これまで、南信地方の市町村などでつくる南ア食害対策協議会が仙丈ケ岳(3033メートル、伊那市・山梨県南アルプス市境)に防護柵を設置。塩見岳(3047メートル、伊那市・静岡市境)や三伏峠(2615メートル、大鹿村・静岡市境)でもボランティアらが設けている。

 会議では、シカの個体数調整(駆除)の実績が昨年4~11月に約3200頭となり、狩猟と合わせた本年度全体の捕獲頭数は、過去最多となった昨年度を大きく上回る5千頭前後になるとの見通しについて報告。同地事所林務課は、捕獲への報奨金などで各市町村の財政負担も少なくないとし「費用に見合った効果が出ているか、検証も必要」とした。


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