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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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伊那市で竹沢長衛を語る会 南アルプス「振興策は」 
2009/11/29 14:36
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 南アルプス北部の登山道や山小屋の整備に尽力した竹沢長衛(1889~1958年)について語る会が28日、伊那市長谷の保養施設「仙流荘」で初めて開かれた。市内の有志でつくる実行委員会と市の主催で、約150人が集まった。山岳関係者ら5人が長衛との思い出や山岳観光の振興などについて語り合った。

 郷土史に詳しい矢沢章一さん(伊那市)は基調講演で、熊を追う猟師としての長衛についても紹介した。続くパネル討論では、県山岳協会顧問の唐木勉さん(同市)が「雨が降りゃあ、また来るさ」と話した長衛の山への姿勢に触れながら、「どんなに登山技術や装備が発達しても、80年も前のこの言葉をわれわれは謙虚に受け止めるべきだ」と呼び掛けた。

 仙丈ケ岳(3033メートル)や甲斐駒ケ岳(2967メートル)への登山道を整備した長衛が「女性1人でも登れるように」と話していたことを踏まえて、山岳振興策を議論した。パネリストからは、ビジターセンターの設置や、南アの一部が学術的に貴重な地質を観察できる自然公園「日本ジオパーク」に認定されたことをアピールする必要性などを訴える声があった。環境保全に向けて、市営南ア林道バスへの電気自動車の導入を提案する意見も出た。

 コーディネーターの山岳ジャーナリスト菊地俊朗さん(松本市)は「長野、山梨両県にまたがっていることを強く意識できるのが南ア」とし、山梨県側とも手を携えるなど「文化の交流をもう少し広げたらどうか」と提言した。


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