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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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新管理人の長衛荘好調 新メニュー開発、電球も明るく
2009/11/03 15:33
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 南アルプスの北沢峠にある山小屋「長衛荘」を訪れる登山客が本年度は大きく伸びている。夏季の長雨で入り込みが不安視されたが、山小屋を経営する伊那市の第三セクター「伊那市観光株式会社」は「近年になく好調」と話す。食堂の新メニューの開発や繰り返して訪れる人を発掘できたことが要因とみている。

 同社によると、小屋開きした4月下旬から9月末までの宿泊者数は延べ4707人。昨年度は11月上旬の小屋閉めまでに同4757人だったことから、「予想以上」と驚く。売店の売り上げはほぼ倍増したという。

 10月21日に仲間と計6人で北沢峠から甲斐駒ケ岳方面に散策した後、長衛荘を訪れた浦野金治さん(70)=上伊那郡箕輪町=は新メニューのスープカレーを注文。「山小屋でこんなおいしいものが食べられるとは思わなかった」と満足そうに話した。

 ジャガイモやピーマン、ナスなどが入ったスープカレーを発案した狩野俊一さん(30)は「10種類以上のスパイスとだしが秘訣(ひけつ)です」と自信をのぞかせた。

 長衛荘では本年度から、スープカレーのほか、手作りのコロッケや生地から作るピザなども新メニューとして提供している。

 本年度から10年ぶりに新管理人となった竹元直亮さん(36)は「小屋からきれいな風景が見えるわけでもない。お客さんを呼ぶためにできるだけおいしいものを出したい」と話す。

 サービスにも気を配る。電球を替え、明るい雰囲気づくりに取り組んだり、愛嬌(あいきょう)のある接客を心掛けている。小屋を気に入り、この夏に3回利用した人もいるという。

 同社が経営する山小屋はいずれも11月上旬で閉める。来シーズンは地質見学などのツアーを検討するなど、新たな戦略を練り始めている。



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