信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
西駒山荘 荷下げ

西駒山荘
西駒山荘


霧ケ峰
霧ケ峰

涸沢
涸沢

自然守れ、ごみ拾いに汗 北アのグリーンパトロール隊
2009/07/30 14:57
YAMA200907300103940179938649.jpg

 北アルプス南部の槍穂高連峰などで、グリーンパトロールの隊員たちが高山植物の保護やごみ拾いに汗を流している。登山者の環境意識が高まる一方、違法採取やポイ捨ても後を絶たず、隊員らは「山への心配りを忘れないで」と呼び掛けている。

 27日、涸沢へ続く登山道。隊員で東京の登山ガイド寺田未央さん(38)が菓子の包装容器を拾った。中には、ごみがきちんと折り込まれていた。「これだけ丁寧に整理するなら持ち帰ってほしかった」。寺田さんはつぶやいた。

 見晴らしのいい場所や橋近くの河原は重点的にチェック。ペットボトル、たばこの吸い殻など1日で約40リットル分のごみが集まる日も。登山道脇で用を足す人が使った紙も回収、便には土をかぶせる。

 隊員で信大大学院2年の中井大海さん(23)は7月中旬、フキを採っていた親子を見つけて注意したという。「ちょっとした気配りで山の環境はよくなるはず」と話す。

 隊員は、中信森林管理署から委託を受けた松本市のNPO法人「信州まつもと山岳ガイド協会 やまたみ」が公募。3人前後で早朝から涸沢を拠点に、北穂高岳や奥穂高岳などの稜線(りょうせん)や登山道を見回る。今夏は14人が8月20日まで交代で活動している。

 「わたしが小屋番をしていた50年ほど前は、ごみなど散らかし放題。登山者のマナーはだんだん向上している」と涸沢ヒュッテ会長の小林銀一さん(78)=松本市。「きれいな山は皆が行動して守らないといけない」と、隊員の仕事ぶりに感心している。



北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun