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山岳地のトイレ「課題は維持費」 松本でし尿処理研究
2009/06/10 10:39
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 山小屋経営者や行政機関などでつくる「山岳観光地におけるし尿処理対策研究会」は9日、19回目の研究会を松本市の県松本合同庁舎で開いた。山岳地のトイレが地下浸透から浄化設備併設型に切り替えが進む中、既に切り替えた山小屋経営者からは、毎年100万円単位~千万円以上の維持費用の確保が課題-との報告もあった。

 県によると、国や県の設置費用補助もあり、県内では山小屋のトイレ全163カ所のうち106カ所は浄化設備を備え、65%まで普及している。

 先進事例の発表で、2000~01年に八ケ岳の山小屋2軒のトイレに合併処理浄化槽方式を導入した柳沢太平さん(50)は「浄化槽を動かす水力発電機の維持などに年間300万円、(10年に1回程度必要な)バッテリーの更新には約1500万円かかる」と報告した。

 柳沢さんによると、3年ほど前から利用者が1回100円の利用料徴収に協力的になり、年250万円ほど補えるようになったという。ただ、大きな出費のある時には「行政の補助を求めないと厳しい」と訴えた。これに対し、県はバッテリーの更新について、補助を検討する考えを示した。



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