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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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落石事故の影響に不安も 大鹿で南ア登山口開山式
2009/06/05 10:06
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 大鹿村と村商工会、村観光協会などは4日、南アルプス大鹿登山口開山式を大河原の大西公園で開いた。村内から南アへ向かう登山口は鳥倉、塩川、小渋の3カ所で、大鹿登山口はその総称。最も利用が多い鳥倉に通じる林道鳥倉線は、4月に起きた落石死亡事故を受け完全通行止めで、村は近く安全対策工事を始める。順調でも8月上旬までかかる見通しといい、夏場の観光に影響しそうだ。

 開山式には村内の観光業者や村議、飯田署員ら約50人が出席、神事で安全を祈願した。岩本純一副村長が柳島貞康村長のあいさつを代読、4月の事故に触れ「再発防止のため、できる限りの安全対策をする」とした。祝宴では大鹿保育所の子どもたちがかわいい踊りを披露したり、シカ肉やアマゴ、山菜など村内の食材を使った料理も味わった。

 村によると、3登山口から南ア塩見岳、赤石岳などへはシーズン中、延べ1万人が訪れる。林道鳥倉線以外でも、塩川、小渋にそれぞれ通じる村道も安全確認のため、登山口から約2キロについて車両を対象に通行止め中。

 また、同林道沿いには、訪れる人が多い夕立神(ゆうだちがみ)パノラマ公園がある。例年7~8月、松川町内と鳥倉登山口を結ぶ臨時便を運行する伊那バス(伊那市)も、林道が開通するまでは運休。村内への入り込みの影響は避けられそうにないという。

 村観光協会の平瀬長安会長は「事故を真摯(しんし)に受け止め、お客さまの安全を確保したい」とする一方、「大きな痛手になる」とも話した。


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