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上高地の冬季利用で議論 松本で環境省と地元関係者
2009/03/11 10:43
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 環境省松本自然環境事務所(松本市・大坪三好所長)は10日、冬の閉山期にツアー客らの増加が指摘されている北アルプス・上高地(松本市)の在り方を考える意見交換会を松本市安曇支所で開いた。上高地を管理する同省が、アクセスの向上などで冬季利用が進む現状について、地元関係者と認識を共有しようと初めて企画。同事務所の自然保護官は、上高地に多い日で1日当たり約200人の入山者があったと報告した。

 国や県、松本市の担当者や上高地の旅館関係者ら約30人が入山者の安全確保策をめぐり、議論した。自然保護官は、昨年12月-今年3月上旬の11日間、業者らと上高地で冬季入山者の利用実態を調べた概要を報告。上高地へアクセスする県道上高地公園線の新釜トンネル入り口にタクシーやバスが待機する場面やハンドバッグを提げた普段着姿の入山者、上高地公園線沿いで発生した雪崩などを撮影した写真を示し、「多い日の入り込みは150-200人」と説明した。

 意見交換は非公開。同事務所によると、本格的な装備の冬山登山者しか入山できなかった上高地が、新釜トンネルの開通で誰もが気軽に足を踏み入れられる環境に変化した-との認識で一致。安易な入山を抑制するため、入山の全面禁止や独自条例による入山規制の提案もあったが、いずれも条件整備が困難で実現性は低いとした。

 大坪所長は取材に、「今後も現状を関係者と共有し、安易な入山や事故を防ぐ手だてを考えたい」と話した。



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