信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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トレッキングで観察 4-5月にネパール・ヒマラヤへ
2009/01/19 10:02
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 県自然保護連盟と県山岳協会は4月から5月にかけ、ネパール・ヒマラヤ山域へのトレッキングを計画している。決壊の恐れもあるとされる現地の「イムジャ湖」を訪れ、地球温暖化など環境問題についても考察する予定だ。

 一行は4月23日に成田空港を出発し、ネパール・カトマンズに到着。空路で同国東部に移動後、高所順応を経て約10日間、ロッジに宿泊しながらトレッキングする。エベレスト(8、848メートル)など高峰の眺望を間近で楽しみ、開花期の高山植物を観察、5月10日に帰国する予定だ。

 イムジャ湖は標高約5000メートルにあり、東西約1・8キロ、水深約100メートル。年々氷河の部分が徐々に解け、湖が大きくなっているという。このまま湖が拡大するとやがて決壊し、下部の集落は洪水など深刻な被害を受ける恐れがあるとされる。

 計画は県自然保護連盟創立35周年記念。県山協とネパール山岳協会が2005年1月に友好協定を結んで以来初の記念事業にも位置付け、現地で両協会の交流を図る。

 一行には、ネパール山協のジンマ・ザンブ・シェルパ会長が同行。現在、氷河に詳しい現地の専門家に案内してもらう交渉を進めている。

 計画は07年、松本市で開いた「松本国際山岳自然環境会議」で、ネパール山協会長が「気温の上昇で、ヒマラヤの湖は決壊の危機にひんしている」と訴えたことがきっかけ。隊長の田村宣紀(のぶよし)さん(68)は「地球温暖化の現状を見て、自分たちの問題として考えたい。ネパール山協と県山協の今後の交流についても話し合ってきたい」としている。

 トレッキングはルート上に大きな危険はなく、健康な人なら参加できる。高山病対策として酸素器具を持ち歩く。

 参加料は約40万円。31日までに〒381-0064 長野市浅川東条148の3、田村さん(電話、ファクスとも026・244・5959、電子メールtam-tam@mx1.avis.ne.jp)へ申し込む。



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