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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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西駒山荘建て替え方針 伊那市長が検討委の報告受け
2008/11/21 10:38

 伊那市山小屋のあり方検討委員会(委員長・中村寛志信大農学部教授)は20日、5回の会合での検討結果をまとめ、小坂樫男市長に報告した。老朽化した中央アルプス将棊頭(しょうぎがしら)山(2、730メートル)山頂直下にある市営西駒山荘について「文化的価値を考え、現状の規模を維持して早期に建て替えるべきだ」とした。小坂市長は「山岳観光は市にとって重要。答申に沿って予算などを考えていきたい」と述べ、建て替える方針を明らかにした。

 市営西駒山荘は、大正時代に建てられた。収容人員は40人。同時代に起きた学校登山の遭難を受けて避難小屋として建設され、当時の石室が現在も残っている。

 検討委は「歴史を考え、手放すべきではない」と指摘。学校登山の利用は現在、西箕輪中学1校だけで、運営費は昨年度、約110万円の赤字だったが、下山の際のトイレ休憩に利用する登山客も多く、維持管理や自然環境への影響を考え「有人小屋としての存続が望ましい」とした。規模については、中アの稜線(りょうせん)に大規模な小屋があることなどから現状が良いとの検討結果を示した。

 南アルプスにある山小屋については「どの山小屋も宿泊客は多いが、個室化や良質な食事など、今後登山客のニーズに合わせる必要がある」とした。

 検討委は、市から委嘱を受けた信大農学部教授や中ア救助隊員ら10人の委員で1月に発足した。西駒山荘を中心に老朽化が進む市営の山小屋や避難小屋について、現状の分析を進め、今後のあり方について議論してきた。



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