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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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上高地の山道で走行試験 次世代ハイブリッドバス
2008/10/18 10:37
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 松本市の上高地で17日まで3日間、国土交通省が開発している次世代低公害車「非接触給電ハイブリッドバス」の山道での走行を確認する試験が行われた。従来型に大量充電できる機能を加え、通常はバッテリーだけで走行できるのが特長。この日は県や市、バス会社の関係者らを招いた試乗会もあり、環境保全の観点から早期の実用化を求める声が上がった。

 従来型はディーゼルエンジンと補助の電気モーターを併用するが、次世代型は大容量バッテリーにより電気モーターだけで約15キロ走れる。専用装置を路面に設置できれば、ケーブルなどを用いずに非接触でバッテリーに急速充電できるほか、従来型と同様にブレーキ時のエネルギーを電気に変えて蓄えられる。

 2月に羽田空港のターミナル間連絡バス、7月に北海道洞爺湖サミットのシャトルバスとして運行。メーカーによると、過去の走行試験からエンジンだけの車に比べ二酸化炭素(CO2)をほぼ半減、窒素酸化物(NOx)を98%減らす結果が得られている。

 上高地では、松本電鉄(松本市)の沢渡駐車場から上高地バスターミナルまでの約13キロ、標高差約500メートルの山道で走行を繰り返した。試乗会では上り坂をエンジン併用で進み、途中で電気走行に切り替えても安定した走り。乗客は「エンジン音がなく、静かで快適」と評価した。

 国交省などによると、現在は1台当たりの開発費が1億円以上で、実用化の時期は未定。松本電鉄は上高地で運行するバスに低公害車を導入しており、試乗した堀籠義雄社長は、将来の導入を視野に「力不足を感じなかった。早く実用化してほしい」と話していた。


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