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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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西穂山荘で気象を通年観測 信大の山岳研が装置設置へ
2008/08/19 09:58
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 信大山岳科学総合研究所(松本市)は今秋、北アルプスの西穂山荘に総合気象観測装置を設置し、冬季を含めた通年観測を始める。北アの3000メートル級の地帯での四季を通じた観測は例がないという。関係者は登山者らへの情報提供を充実させることで、悪天候による遭難の防止にもつなげたいとしている。

 装置は、気温、湿度、風速、日射量、降水量などを自動計測。収集したデータは定点撮影の映像とともに、同研究所ホームページで常時公開する。北アで唯一通年営業している西穂山荘と提携し、山小屋スタッフが冬季もメンテナンスを担う。

 北アではほかに、日本気象協会が7-8月の夏季のみ、白馬岳、槍ケ岳、蝶ケ岳など5カ所で1日に2回、観測を行っているが、山小屋が閉じる冬は中断している。

 同研究所は諏訪湖や志賀高原など県内4カ所でも同様の観測を行い、周辺の上空写真や観測データを公開中。こうした実績を踏まえ、鈴木啓助所長は「直近の稜線(りょうせん)周辺の気象を公開すれば登山の参考になるはず。データは研究だけでなく気象遭難防止にも役立てたい」と話している。



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