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松本 穂苅さんしのぶ
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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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ペットの入山を控えて 木曽の御岳山や赤沢自然休養林
2008/07/19 11:12
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 中部森林管理局木曽森林管理署(木曽郡上松町)が、高山帯などにペットを連れて入らないよう登山者らに自粛を求める取り組みを強めている。生態系に影響を与える恐れがあるとして、御岳山(木曽町、王滝村)の登山口や赤沢自然休養林(上松町)に看板を立てており、ペット持ち込みを注意される人が減るといった効果も見えてきた。

 同管理署は、2006年に赤沢自然休養林への道路沿いと御岳山の木曽町三岳からの登山口に看板を設置。07年には王滝村からの御岳山登山道にも看板を立てた。「御岳山にはライチョウをはじめ高山帯の貴重な生物が生息している。犬の鳴き声で驚いたり、予期せぬ細菌が持ち込まれたりする恐れもある」と同管理署。

 高山植物等保護対策協議会木曽地区協議会(事務局・木曽森林管理署)のまとめでは、管内でペット連れの登山者らを注意した件数は06年の5件8人から07年は3件4人に。管理署に「なぜペットを持ち込んではいけないのか」と問い合わせてくる人も減っているという。

 同協議会は高山植物だけでなく野生動物保護のためにペット持ち込み自粛を促す取り組みを活動の柱の1つにしており、8月6日も御岳山でチラシ配布や巡回などの啓発活動を行う。

 ペット持ち込みの自粛を求める動きは県内各地で広がっている。中部森林管理局が01年に行った調査では、御岳山のライチョウ生息数は推定46羽。今年も登山道の近くで親子が姿を見せており、同管理署は「豊かな自然を守るためのマナーを徹底してほしい」と呼び掛けている。


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