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西駒山荘
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トイレの実証実験を終了 木曽駒ケ岳7合目で1年間
2008/07/17 11:08

 総合建設業の神稲(くましろ)建設(本社・飯田市)が、木曽町の木曽駒ケ岳7合目避難小屋の隣に微生物によってし尿を分解するトイレを設置し、1年間の実証実験をほぼ終えた。従来は3年に1度、し尿をくみ出し、近くに地下浸透させていたが、分解によって処理済みの汚泥を7年に1度くみ出すだけで済むという。近く町に引き渡す。町は御岳山での導入も検討している。

 同社は標高約2400メートルにある町管理のトイレを、微生物でし尿を分解する浄化槽を設けた洋式トイレに改修。微生物を働かせる空気を送り込む機械は、太陽光と風力による発電で動かしている。

 昨年7月25日から10月15日まで稼働し、約4000リットルのし尿を処理。休止中に熊に壊されたとみられるパイプ類を直し、今月13日から利用を再開している。処理水の排出で環境上の問題は生じないとしている。

 同社は2006年度に県が募集した山小屋のし尿処理技術を研究する実証実験に参加。今回、山岳地へのトイレ設置に初めて取り組んだ。

 木曽町は、性能が確認できれば県の補助も受けてトイレを買い取る方針。御岳山8合目で町が管理するトイレの改良も視野に入れている。



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