信州山小屋ネット~朝日に染まる白銀の山々(大町市の山岳博物館から)

松本 穂苅さんしのぶ
松本 穂苅さんしのぶ

「山の手帖2018」
「山の手帖2018」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

浅間山噴火「系統樹」
浅間山噴火「系統樹」

松本 山岳フォーラム
松本 山岳フォーラム

夏の山、楽しく 北信の山々で開山祭
2008/06/02 10:07

 山ノ内町の岩菅山(2、295メートル)や、同町と高山村境の笠岳(2、076メートル)、栄村と新潟県境の苗場山(2、145メートル)など北信地方の山々で1日、山開きやトレッキングが行われ、訪れた人たちは晴天の下、山頂からの景色を楽しんだ。

<山ノ内・岩菅山>

 岩菅山では夏山シーズンの幕開けを告げる開山祭(山ノ内町などの実行委員会主催)があった。約180人が山ノ内町志賀高原の高天ケ原にあるサマーリフト乗り場に集合。東館山スキー場を通り、寺小屋山(2、125メートル)を経て岩菅山に向かった。

 例年より残雪が多く、参加者の中には足を取られる人もいた。3時間ほどで山頂に到着。昼食後の神事でシーズン中の安全を祈願した。

 夫と初めて参加した千曲市磯部のパート荒井美津子さん(54)は「最後の登りがきつかったが、天気が良くて楽しかった」と話していた。



岩菅山山頂で休憩する開山祭の参加者たち

<高山村 笠岳へトレッキング>

 高山村の山田牧場から笠岳を目指す「山開きトレッキング」(信州高山温泉郷観光協会主催)には約50人が参加。ワラビなどの山菜を採ったり、残雪を踏み締めたりしながら、さわやかな風が吹き抜ける山道をたどった。

 約2時間で山頂に着くと、安全祈願の神事。「北信五岳」を含む360度の眺望も楽しんだ。山頂から10分ほど下った峠の茶屋では、地元住民が作った郷土食「ひんのべ」を味わった。

 埼玉県本庄市から訪れた山口桂子さん(55)は「道が歩きやすい。何よりも地元の方々のもてなしがいい」と話していた。



笠岳山頂で安全祈願をするトレッキングの参加者たち

<秋山郷の3山>

 栄村の秋山郷観光協会などは、苗場山のほか、佐武流(さぶりゅう)山(2、192メートル)、鳥甲山(2、038メートル)の山開き式を同村小赤沢の苗場神社で行った。登山客ら約80人が参加し、安全を祈った。

 3つの山は秋山地区の観光名所。同村の島田茂樹村長は「無事故の1年になってほしい」とあいさつ。苗場山山頂で宿泊施設を営む苗場山観光の担当者は「秋山郷を訪れる観光客にぜひ登ってもらいたい」と話していた。

 同観光協会によると、苗場山では5合目付近から上部に雪が残る。ほかの2山の登山道の雪はほぼ消えたという。



苗場山などの山開きでおはらいを受ける人たち


北陸と信州・長野、新潟の観光情報が満載! 北陸・信越観光ナビ

信州山小屋ネット


掲載中の記事・写真・イラストの無断転用を禁じます
© 信濃毎日新聞 The Shinano Mainichi Shimbun