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霧ケ峰
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涸沢
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南ア・仙丈ケ岳に防護柵 「お花畑」のシカ食害対策
2008/04/24 15:43
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 中部森林管理局は23日、シカによる高山植物の食害対策として、南アルプス仙丈ケ岳(標高3、033メートル)の中腹にある保護林内のお花畑約0・8ヘクタールに防護柵を設ける-と発表した。高山帯での防護柵設置は全国では例があるが、県内は初めてという。

 防護柵を設けるお花畑は、仙丈ケ岳から北に延びる「馬ノ背」近くで、標高約2600メートルの一帯にある。環境省や地元の伊那市と協力。高山帯の積雪や風の強さを考慮して柵の高さや長さといった形状を決め、今秋までの設置を目指す。

 同局が昨年度までの2年間で行った南ア一帯の植生調査によると、馬ノ背のお花畑は、シカによる食害や踏み荒らしで、ハクサンフウロやシナノキンバイなどの群落がほぼ壊滅状態。ダケカンバやハイマツといった周辺の樹木も表皮に食害が確認されている。

 一帯では10頭以上の群れが確認されている。夏の間に沢筋や登山道を移動、花畑を餌場にしているとみられる。

 同局は防護柵で食害の拡大を防ぐことで、葉や根がわずかに残る高山植物の復活を期待。「うまく保護できれば、5、6年である程度の再生が期待できる」(指導普及課)とみている。



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