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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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学校登山の拠点に 伊那市営の山小屋、具体策検討へ
2007/12/08 10:09
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 中央アルプスと南アルプスにある市営山小屋のあり方を検討している伊那市は、山小屋を全国から小中学生が学校登山などで訪れ、高山植物や希少猛禽(もうきん)類について観察したり学んだりできる拠点とする方向で検討を始める。月内に検討委員会を立ち上げ、具体策を練る。

 市営山小屋は、中ア西駒山荘と、南アの長衛荘、藪沢小屋、塩見小屋、仙丈小屋の5カ所。

 中ア将棊頭(しょうぎがしら)山の山頂直下にあって老朽化した西駒山荘は、建て替えたり増改築したりして、学校登山の拠点に位置付ける。登山口の桂小場から西駒山荘までは、大部分が樹林帯で「小中学生でも安全に登りやすい」(市観光課)という特性を生かし「全国の小中学生に登山を呼び掛けたい」と白鳥孝副市長は話す。

 同山荘は大正時代、学校登山の地元小学生ら11人が台風で遭難死したことを受け、地元住民が「暴雨風に耐える避難小屋を」と石を積んで建設した。当時の小屋が今も山小屋の一部として残っており、歴史も学んでもらいたいとする。

 南アには特別天然記念物のライチョウや天然記念物のイヌワシが生息し、高山植物の種類も多い。中ア西駒山荘近くに、凍結と解凍を繰り返し、岩石が身を寄せ合うように隆起した巨岩群「行者岩」があり、南アには約1億1700万年前の地層「戸台層」などがある。

 白鳥副市長は「二つのアルプスに抱かれた伊那市の地勢を最大限生かせるよう、検討したい」と話している。



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