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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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「現場知りたい」張り切る18歳 北アでパトロール始動
2007/07/25 15:01
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 北アルプスで高山植物の保護や環境美化に取り組むグリーンパトロール隊の活動が始まった。上高地、槍・穂高連峰を担当する東京環境工科専門学校(東京都渋谷区)1年、秋田祐也さん(18)=茨城県出身=と榎谷仁志さん(18)=大阪府出身=は初めての隊員経験。緊張感をにじませながら、「自分が学ぶ環境保護の現場を知りたい」と意気込んでいる。

 中信森林管理署(松本市)が委嘱した今夏の隊員は、白馬岳地域も含め計17人。2人1組で登山道以外に踏み込む人に注意したり、ごみを拾ったりする。山小屋で登山者に自然保護を呼び掛けるのも大事な仕事だ。

 2人は20日、拠点の涸沢入り。8月5日に槍沢、槍ケ岳方面の隊員と担当を交代し、同21日までの約1カ月間を北アで過ごす。

 「自然を守る仕事に就きたいから」(秋田さん)、「若い人で環境問題を意識する人が少ないので、自分が取り組みたい」(榎谷さん)と同専門学校に進んだ2人。学校に来たグリーンパトロール隊の求人に、迷わず応募した。経験豊富な人も含め、66歳までがそろう今夏隊員の最年少だ。同校からはほかに2人の学生も加わっている。

 秋田さん、榎谷さんとも本格的な登山は初めて。1カ月分の荷物を背負って涸沢に着いた時には疲れが隠せない様子だった。「滑落が不安」「体力だけではなく、忍耐力も必要だと思う」と、気を引き締めている。

 「多くの人に自然の大切さや自分の知識を伝えたい」と張り切る2人。涸沢に常駐する北ア南部遭対協のベテラン隊員から、巡回ルートなどのアドバイスを受けながらの活動開始。榎谷さんは「山から下りる時には、自分も成長していたい」と、初体験への期待を口にした。



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