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雪崩情報発信で連携 白馬のNPOと新潟の研究所
2007/07/03 10:01

 雪崩事故の防止や救助などに取り組む白馬村のNPO法人「ACT(アクト)」は、北アルプス北部で起きた雪崩情報をインターネットで発信する事業について今冬から、独立行政法人「防災科学技術研究所雪氷防災研究センター」(新潟県)と連携して行うことになった。両団体は2日、雪崩情報の基になる観測データを所有するスキー場や行政の関係者ら約20人と県大町合同庁舎で会合を開き、情報提供などの協力を求めた。

 ACTは、増加傾向にある山スキーヤーに適切な入山判断をしてもらおうと、雪崩発生地点の標高や斜面の方角などをホームページで公開してきた。現状ではスキー場がゲレンデ上部で収集する情報が基になっており、スキー場からの確実な情報の入手や、危険度などを示した具体的な情報の提供などが課題になっている。

 同研究センターは、雪崩の発生予測の実用化などを研究する機関で、新潟県で道路管理者向けの雪崩予測を行っている。研究の実用化を進めるためACTと連携し、将来的には北アルプスで、観測データに基づいた雪崩予測も始める構想だ。

 雪崩被害を予測するには、雪の性質や降雪量などの予測が必要で、現状より多様な観測データが必要という。会合では、ACTの元村幸時代表が、外国人の山スキーヤーが増え対策が急務と協力を要請。同研究センターの佐藤篤司センター長は、「情報交換しながら、雪崩災害を減らす方策をつくっていきたい」と述べた。



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