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西駒山荘 荷下げ
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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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創刊30年「高校生の山岳史」 各校部活動の記録
2007/02/27 10:30
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 中信高校山岳部顧問会は、年1回まとめている「中信高校山岳部年報」の創刊30年記念特別号を発行した。各校の部活動の情報を交換することで事故や遭難防止につなげようと、1977(昭和52)年から毎年発行を重ねてきた。特別号は北アルプスを中心に活動する各校山岳部の取り組みの移り変わりなどもまとめてあり、「県内の高校生の山岳史」としても楽しめる内容となっている。

 年報は、64年発足の中信高体連登山部の各校顧問がつくっていた安全登山研究会の資料を共有することになったのがきっかけ。各校の1年間の山行記録や紀行文などを集めて編集してきた。

 記念特別号は、前半が本年度の各校の活動、後半を記念特集にした。大町高校(大町市)などで登山教育に情熱を注いだ故丸山彰さんが創刊号に寄せた言葉の再掲や、各校顧問らの年報への思いを収録。山岳部員数の推移のデータや77年以降の学校別山行一覧、29号までの表紙絵なども付けた。

 中信地区以外でこうした年報発刊はなく、創刊から20号まで編集した山崎佐喜治さん(67)=安曇野市=は「30年も続き感無量。危険を伴う部活動だが、顧問や生徒が情報を共有することが安全確保につながってきた。登山が生徒に感動を与える教育手段の一つだと再認識してもらえれば」と話す。

 今回の特別号を編集した木曽高(木曽町)の大西浩教諭(46)は「かつての高校生が北ア縦走など厳しい登山をしていたことや、部員減少の一方、山岳部数はほとんど変わらないことも再発見できた」としている。

 同会は中信地方の高校10校の山岳部顧問で構成。問い合わせは大西さん(自宅電話0263・46・3926、勤務先電話0264・22・4032)へ。



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