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「山の手帖2018」
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松本 山岳フォーラム
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浅間山噴火「系統樹」
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松本 山岳フォーラム
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上高地の景観保護へ砂防工事進む 08年度完成の予定
2007/02/09 10:23
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 松本市の上高地で、国土交通省松本砂防事務所(松本市)が1987(昭和62)年から続ける梓川の砂防工事が完成に近づいている。川岸と川底を補強して土砂流出を防ぎ、下流の景観を守る目的。観光客に配慮して上高地閉山中の冬期だけ工事を行っており、2008年度完成予定だ。

 工事現場は、河童橋上流約3キロにある明神橋付近の約1キロ区間。流れがカーブしている上、川幅が急に狭まるため、土砂の流出が多い場所だ。下流は土砂がたまった結果、河童橋と川底の距離が縮まったり、大正池の水深が誕生当時の約3分の1になったりしている。

 作業は、高さ3メートル、厚さ2メートル、長さ40-70メートルのコンクリート壁「帯工」を計8カ所、川底の地下に設け、川底が削れるのを防ぐ。金網で多数の石を包んだ蛇籠(じゃかご)とコンクリートブロックを使って川岸を守る「護岸工」も整備。帯工6カ所は完成し、残りを工事中。工事全体の予算は約60億円。

 工事に使う石は現場で集めるほか、木の伐採を必要最小限に抑え、水を汚さないよう道路の凍結防止剤散布も控えるなど環境に配慮している。同事務所の植野利康所長(37)は「上高地は日本有数の景勝地なので、今後も環境と調和した砂防工事を進めていきたい」と話している。


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