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西駒山荘
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霧ケ峰
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涸沢
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夏山遭難 33人無事救出 県警「中高年は体調管理を」
2006/09/06 10:06

 県警は5日、今年の夏山(7―8月)の遭難事故状況をまとめた。無事救出されたのが33人で過去10年で最多となった。33人は「病気」「疲労」「道迷い」のいずれか。多くが中高年登山者とみられ、県警は、十分な体調管理や下調べをするよう求めている。

 このうち「道迷い」が12人で過去10年で最多と目立った。北ア針ノ木岳に向かう際、沢筋を登山道と間違え、下山予定日から5日ぶりに自力下山した男性(58)や、戸隠連峰西岳で前のパーティーにつられ、上級ルートに迷い足がけいれんした男性(58)などの例があった。

 病気は、好天続きの影響もあった。夜行明けで北ア槍ケ岳に向けて槍沢を登っていた男性(51)は熱中症に。槍ケ岳北鎌尾根で道に迷い、予定通り下山できず、疲労した男性(60)は脱水症状になった。ツアー登山で北ア蝶ケ岳に向かった女性(69)は熱中症で一時意識不明になった。

 病気や道迷いの遭難の多さについて、県警地域課は「若いころに登山歴がある中高年の登山者が、体力も落ち、昔とルートも変わっている場合があるのに、以前の知識や感覚のまま行動して遭難するケースが目立つ」と分析している。

 期間中の遭難発生件数は66件(前年同期で4件減)。遭難者は計75人(同1人減)。うち88%の66人が中高年。死者12人、負傷者29人のほとんどは「転・滑落」「落石」だった。



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